2023年12月の記事一覧

2学期終業式 明日から冬休みです!

 今日12月22日、2学期終業式がオンラインで行われました。学期末にインフルエンザが流行し、学年閉鎖が続きましたが、終業式の今日、すべての学年が登校できることととなりました。まだ出席停止の児童もおりますが、早く元気になってくれることを心から願っております。

 校長先生からは、どの学年も多くのことに挑戦し、目標を達成できた2学期だったことをお話されました。1年生から6年生までの2学期のがんばりを紹介してくださいました。また、一人一人がめあてに向かって努力してきたこと、それによって成長できたことをともに喜び合うことが大切だというお話が印象的でした。また、冬休みに大切にしてほしいことを6つ話されました。以下に紹介します。充実した冬休みになるように保護者も皆様どうぞよろしくお願いいたします。

1つ目:「きまりを守ることは命を守ること」

2つ目:「早寝・早起き」

3つ目:「ゲームや動画の時間を守ること」

4つ目:「自分のために宿題をすること」

5つ目:「読書」

6つ目:「うがい」「手洗い」「外出マスク」

 

 校長先生のお話の後、1・3・5年生代表児童の作文発表がありました。どの児童も、2学期の楽しかった思い出と、冬休みがんばりたいことをしっかりと発表していました。病気で欠席した代表児童の代わりに進んで作文を読んでくれた児童もいました。児童の作文から、児童それぞれがひたむきに2学期がんばったことが思い出され、とてもうれしくなりました。

  

 式の後には、生徒指導の先生からお話がありました。

 この「冬休みに大事にしてほしいこと」3つについてお話がありました。「命」、「きまり」と「やさしいこころ」です。この3つを守って、楽しい冬休みにしていってほしいです。

 

赤い羽根共同募金  全校で集めた募金をお渡ししました

 12月14日、一関市社会福祉協議会大東支部の方にお出でいただき、児童会執行部が中心となり集めていた赤い羽根共同募金を寄付することができました。児童会長が、「僕たちが集めた赤い羽根共同募金です。どうぞ地域の方々のために使ってほしいと思います。」という言葉とともに募金を手渡しました。自分たちのお小遣いから募金した子どもたち。助け合いの気持ちをもって、これからも過ごしてほしいと思います。

   

「桜ライン311」の活動についてお話をお聞きしました  5年生防災教育 

 12月5日、5年生は陸前高田市で活動されている認定NPO法人「桜ライン311」の岡本さんをお招きして、桜ラインの活動についてたくさん教えていただきました。桜ラインの主な活動は、東日本大震災の津波到達点に桜の苗を植えて、後世の人たちに「桜並木より上に逃げろ」というメッセージを風化させることなく伝えていくというものだそうです。全長は170キロメートル。10メートルに1本の桜の苗を植えているそうです。その距離なんと、陸前高田市から仙台市までの距離と同じだそうです。授業では、岡本さんが桜ラインを立ち上げようとした思いや、東日本大震災の復興の歩み、減災(自然災害の被害をできるだけ減らしていくこと)の大切さについて子どもたちにわかりやすく教えていただきました。岡本さんのお話の中で「自然災害をいかに自分事として捉えるか」ということがとても印象的でした。自然災害が多い日本に住む私たちは被害を最小限にとどめることができるように、「早めに避難できる人になってほしい」とおっしゃっていました。どうぞ、ご家庭においても話題にしていただき、防災意識を高めていただければと思います。

   

避難所開設体験をしました! 5年生総合学習

 12月1日、5年生は陸前高田市にある、岩手県立野外活動センターへ行って「避難所開設体験」をしてきました。宿泊学習で行った野外活動センター。今日は、防災学習で訪れました。大原小学校も避難所に指定されているので、災害があった場合に備えて、避難所で過ごすというのは実際どういう様子なのかについて学んできました。

 初めに、体育館での避難生活を想定し、プライバシーにも配慮して仕切りを作りました。そして、防音や寒さを防ぐためにアルミシート(銀色のマット)を敷きます。自分のスペースを確保するための囲い(ワンタッチパーテーション)や着がえ用テント等も作りました。また、段ボールベッドも自分たちで組み立てました。不自由な生活の中でも、快適度を上げていく工夫がいろいろ見られ、子どもたちは感心していました。最後に、非常持ち出し袋の中身を一つ一つ確認し、さらにどんなものが必要なの各々考えることができました。

 この避難所開設体験を通して、自分たちの学校が避難所になったらどうするか、他の避難者へどのような配慮が必要なのか等について振り返ることができた5年生です。