学校からのお知らせ

11月17日(月)、5年生を対象に「お米の出前授業」が行われました。この授業には、学校裏の田んぼで有機米づくりを行う「一関地方有機農業推進協議会」代表の小島さんが来校し、有機米について説明してくださいました。

有機米は、農薬や化学肥料を使わず、堆肥や米ぬか、田んぼに生息する生き物の力を借りて栽培された環境に優しいお米であることが話され、子供たちは興味津々で耳を傾けていました。

また、有機米が実際に当日の給食に提供されることを知り、子供たちはその美味しさを味わいながら、有機農業の大切さを体感しました。

11月14日(金)、6年生が中尊寺を訪れ、世界遺産の見学学習を行いました。事前の出前授業で学んだことを踏まえ、金色堂と讃衡蔵を見学しました。子供たちは藤原清衡が平和を願って建立した金色堂を目の当たりにし、その美しさに感銘を受けていました。特に、金色堂の金箔が施された輝きは「すごかった!」との感想が多く、実際に目にしたからこそ感じられる特別な学びの機会となったようです。また、讃衡蔵では、多くの文化財を調べながら、奥州藤原氏の繁栄とその時代背景について深く考える時間を持つことができました。

11月14日(金)、県の「いわて森のゼミナール推進事業」森林環境学習会を岩手県環境アドバイザーの方をお迎えし、1・2年生が参加し行われました。今回の授業では、いろいろな植物の種をじっくり観察し、森林に関わる学びを深めました。

子供たちは、種の形、大きさ、色、手触りなどを熱心に観察し、「これってどんな植物かな?」と興味を持ちながら活動に取り組んでいました。授業の中では、空を飛ぶ種(「アルソミトラ」という植物)の模型をつくり実際に飛ばす体験も行いました。子供たちは自然とのつながりを少しずつ感じ、森への親しみを育むことができました。

児童会の体育委員会主催によるドッヂビー大会が開催されました。この大会は紅白対抗戦で行われ、10日(月)には146年生が、12日(水)には235年生がそれぞれ熱戦を繰り広げました。

低学年の子供たちは元気いっぱいに逃げ回り、高学年の子供たちは下の学年を親切にサポートしながら、楽しくゲームを進めました。異学年の児童がそれぞれ交流し、和気あいあいとした雰囲気の中で試合が進みました。学年を超えた中で、自然と助け合う姿が見られ、友情が育まれる良い機会となりました。

11月11日(火)、第2回音読集会が行われ、2年生と6年生がそれぞれ発表しました。今回の集会では漢詩と日本の詩に挑戦し、くしくも日本の詩はいずれも北原白秋の作品でした。

2年生は漢詩「静夜思」を全員で一斉読みし、声をぴったり揃えて流れるようなリズムで発表しました。また、北原白秋の「りす、りす、小りす」では、追いかけ読みを取り入れて、まるで詩の世界を楽しむように明るい空気を作り出しました。

6年生は漢詩「春望」を交互読みし、それぞれのパートで感情を込めながら、深い味わいを感じさせる読み方を披露しました。また、北原白秋作詞の「お祭り」では足でリズムを取りながら音読を行い、迫力のある詩の世界を表現しました。6年生らしい一体感のある発表でした。

発表前には、ことばの教室の先生から発声の仕方について教えていただき、全員で発声練習をしました。

11月11日(火)に6年生が大東学校給食センター栄養教諭の先生と食育の授業を行いました。今回の授業では、まず生活習慣病とは何かを学び、病気が発症する前に体内でどのような変化が起こるかを血管の模型を使って理解しました。生活習慣病を予防するためにはどのようなバランスの取れた食事が必要かについても考え、健康的な生活への関心を深める時間となりました。

11月10日(月)、6年生が世界遺産平泉に関する出前授業を行いました。県南教育事務所の社会教育主事の先生を招き、平泉の世界遺産の構成資産について奥州藤原氏四代との歴史的な関連を交えながら教えていただきました。授業ではクイズや映像が取り入れられたため、子供たちにとって非常に分かりやすく学ぶことができました。

授業を通じて、子供たちは初代藤原清衡が戦争の経験をもとに平和を願って金色堂を建てたという重要な事実を学びました。この授業により、14日(金)に予定されている中尊寺見学の際には、興味・関心を持って学習してくることができるだろうと感じました。

11月7日(金)に開催された地域交流講演会では、七代目三遊亭円楽師匠をお迎えして、落語の講演会が行われました。日本が誇る伝統的な芸能である落語を実際に鑑賞・体験することで、子供たちが言葉の力やその素晴らしさを学ぶ貴重な機会となりました。

落語はひとりの噺家(はなしか)が座ったまま、様々な人物になりきりながら物語を語る伝統的な日本の話芸です。必要最低限の小道具である扇子や手ぬぐいのみを使い、巧みな言葉と仕草で観客に細かい情景を生き生きと伝えます。今回の講演では、円楽師匠がその魅力あふれる語り口で子供たちを引き込み、ユーモアたっぷりの話を披露してくださいました。子供たちは笑いに包まれながら楽しい時間を過ごし、落語の独特な話術や、物語の中に込められた知恵やユーモアに感動している様子が印象的でした。

さらに、円楽師匠のお話を通じて、「言葉には不思議な力がある」ということを改めて感じることができました。言葉を巧みに使い表現することで、人を笑顔にしたり、元気を与えたりする素晴らしい力を持つことを子供たちも実感したようです。この体験を通じて、子供たちは言葉を大切にする心とコミュニケーションを楽しむ姿勢を学ぶことができたのではないかと思います。

このような素晴らしい機会を提供してくださった地域団体の皆様に、心より感謝申し上げます。今回の講演会をきっかけとして、これからも地域と一体となり、子供たちの学びや興味を広げていける活動をともに考え、実行していきたいと思います。

11月5日(水)、1年生が自分たちで収穫したさつまいもを使ってスイートポテト作りに挑戦しました。この活動には地域のボランティアの方が協力してくださり、子供たちを優しくサポートしていただきました。初めて包丁を使うという子供たちも多く、少し緊張しながらも楽しく調理に取り組む姿が印象的でした。完成したスイートポテトの美味しさに、みんな笑顔で喜んでいました。

11月6日(木)、一関地方児童音楽発表会に3年生と4年生が参加しました。これまでの練習の成果を発揮して素晴らしい発表を披露しました。

発表プログラムは、リコーダーでの合奏曲「エーデルワイス」と合唱曲「天使の羽のマーチ」です。練習の段階から、4年生が3年生をリードし、力を合わせて取り組んできました。その結果、3年生も4年生と一緒に頑張ろうという気持ちを持ち、心を一つにした見事な発表を披露しました。ホールには美しいハーモニーが響きました。

今年度は、合唱のピアノ伴奏を地域の方にお願いし、練習から本番に至るまでご協力いただきました。地域の皆様の支えに感謝しつつ、これからも音楽の楽しさを広げていきたいと思います。

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学校情報
一関市立大原小学校
〒029-0711岩手県 一関市 大東町大原字七切63ー1
Tel0191-72-2132
Fax0191-72-3931
014189
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