「桜ライン311」の活動についてお話をお聞きしました 5年生防災教育
12月5日、5年生は陸前高田市で活動されている認定NPO法人「桜ライン311」の岡本さんをお招きして、桜ラインの活動についてたくさん教えていただきました。桜ラインの主な活動は、東日本大震災の津波到達点に桜の苗を植えて、後世の人たちに「桜並木より上に逃げろ」というメッセージを風化させることなく伝えていくというものだそうです。全長は170キロメートル。10メートルに1本の桜の苗を植えているそうです。その距離なんと、陸前高田市から仙台市までの距離と同じだそうです。授業では、岡本さんが桜ラインを立ち上げようとした思いや、東日本大震災の復興の歩み、減災(自然災害の被害をできるだけ減らしていくこと)の大切さについて子どもたちにわかりやすく教えていただきました。岡本さんのお話の中で「自然災害をいかに自分事として捉えるか」ということがとても印象的でした。自然災害が多い日本に住む私たちは被害を最小限にとどめることができるように、「早めに避難できる人になってほしい」とおっしゃっていました。どうぞ、ご家庭においても話題にしていただき、防災意識を高めていただければと思います。